ゲーム実況やオンライン授業、Web会議の録画など、「画面を録画して保存したい」というニーズは年々高まっています。そんな中、注目されているのが格安キャプチャーボード。
今回は、Amazonや楽天などで3,000円前後で販売されている「AC08 キャプチャーボード」を実際に購入し、使ってみた感想をプロのブロガー視点でレビューしていきます。
AC08ってどんなキャプチャーボード?
まずは基本スペックから確認しておきましょう。

項目 内容
製品名 AC08 HDMI Video Capture
接続方式 USB Type-C
出力端子 HDMI(最大1080p 60fps)
出力解像度 最大1080p 30fps(USB経由)
録画形式 UVC対応(ドライバ不要)
対応OS Windows / macOS / Linuxなど
要するに、「HDMI出力のある機器をPCに映す・録画できる」シンプルなデバイスです。PS4、Nintendo Switch、ビデオカメラ、会議用の映像機器など、幅広い用途に使えます。
実際に使ってみた(Switchでテスト)
今回はNintendo SwitchとノートPC(Windows 11)で検証しました。
接続方法はとても簡単

キャプチャーボードのUSB-C(ケーブル)にSwitchを接続
USB-A端子にUSBケーブルでPCと接続
PC側でOBSなどの録画ソフトを起動
USB-C(電源)にSwitchの充電ケーブルを接続
この4ステップだけで、Switchの画面がPCに映し出されました。
ドライバのインストールも一切不要。初めて使う人でも5分でセットアップできます。
録画・配信の品質は?
画質は最大1080p 30fpsまで。ゲームによっては60fpsでプレイしている場合もあるので、少し物足りなく感じる人もいるかもしれません。
ただし、録画映像自体は非常にクリアで、遅延も最小限。以下のような使い方には十分対応可能です:
ゲーム実況(ライトユーザー向け)
OBSでYouTube Live配信
音声も問題なく録音
HDMI経由の音声も正常に取り込まれました。OBSで簡単に音声モニタリングもできますし、ノイズも気にならないレベルです。
気になる軽微な遅延はあるが、AC08はUSB 2.0接続という制約があるため、映像の取り込みに若干の遅延があります。ガチの対戦格闘ゲームやFPSをプレイしながらPC画面で見るのは不向きです。
⇒ 解決策としては、「HDMIスプリッターでモニターにも直接出力」する方法がベストです。
価格以上の価値はある?
AC08は、Amazonなどで2,000円〜3,000円前後で販売されている格安キャプチャーボードです。
もちろん、Elgatoなどの高級品に比べれば、解像度や安定性は劣ります。しかし、「試しにゲーム配信してみたい」「オンライン授業を録画したい」などのライトユーザーには十分すぎる性能です。
まとめ:AC08は「初心者には最強コスパ」のキャプチャーボード
キャプチャーボードというと、1万円以上する高価な製品も多く、「なんだか難しそう…」という印象を持っている方も多いかもしれません。
でも、今回紹介したAC08は、
安い(3,000円前後)
簡単(挿すだけ)
そこそこ使える(1080p録画OK)
という三拍子そろった、超コスパ良好なエントリーモデルです。
もちろん、ガチの配信者やeスポーツプレイヤーには物足りないかもしれませんが、「まずは始めてみたい」という人には、これ以上ない選択肢だと思います。
おすすめの購入先と注意点
購入の際はレビューの評価をよく確認してください。同じ「AC08」でも販売元によって品質にばらつきがあるようです。
また、似た型番の商品も多数出回っているので、できれば実績あるショップやAmazonプライム対象の出品者から購入すると安心です。
見に来て頂き ありがとうございました。
コメント