はじめに
55歳という節目の年に、非IT系の製造会社で働きながら「情報セキュリティマネジメント試験(SG)」に挑戦しました。
実は4か月前に「ITパスポート試験」に合格し、「せっかくならもう一歩上を目指してみよう」と思い立ったのがきっかけです。
この記事では、IT分野とは無縁だった私がどのように学び、どんな壁を感じ、そして合格までたどり着いたのかを、リアルな視点でお伝えします。
製造業で感じた「ITリテラシーの必要性」
私が勤めているのは、典型的な製造業。
現場ではまだ紙の書類やUSBメモリのやり取りが多く、セキュリティ意識は決して高いとは言えませんでした。
そんな中で、社内システムの更新やメールの添付ファイル制限などに関する話題が増え、「ITやセキュリティの知識が必要だ」と痛感。
このままでは時代の変化に取り残されるかもしれない――そう感じたことが、受験の大きな動機でした。
学習方法と使用教材
仕事と家庭の両立をしながらの勉強は正直、簡単ではありませんでした。
平日の朝に15分、休日に30分程度、約1ヵ月間 以下の教材で学習しました。
- 徹底攻略 情報セキュリティマネジメント教科書 令和7年度
- 情令和07年 情報セキュリティマネジメント 合格教本
- 情報セキュリティマネジメント試験 過去問道場(無料サイト)
特に通勤時間や昼休みにスマホで過去問を解く“スキマ学習”が効果的でした。
過去問を繰り返すことで出題パターンが見えてきて、自然と理解が深まりました。
試験当日の印象
試験はCBT方式(パソコン受験)で、思ったより落ち着いた環境でした。
出題は「単なる知識」よりも、実務に即したセキュリティ判断を求められる内容が多く、最初は戸惑いましたが、過去問で学んだ知識がしっかり役立ちました。
科目Bは12問あり、文章の読解が必要でしたが 時間をかけて
終盤は「案外できたかも」という手応えがあり、後日「合格」の文字を見た瞬間は心からうれしかったです。
合格して感じたこと
試験後 モニターに表示された点数は合格基準点を超えていたので、合格だと思います。
(※合格証が届き次第 画像を載せたいと思います。)
非IT職でも、学び続けることで確実に力をつけられる――。
それを実感した試験でした。
この資格を通して得た最大の成果は、単なる知識ではなく「セキュリティ意識の変化」です。
いまでは、USBの取り扱いやパスワード管理、メールの添付確認など、日常の業務でも安全を意識するようになりました。
今後の目標
次は「基本情報技術者試験」に挑戦してみたいと考えています。
製造業でも、デジタル化やIoTが進む中で、ITの知識はもはや“専門外”ではありません。
今回の挑戦をきっかけに、これからも学びを続けていきたいと思います。
まとめ
非IT系の製造会社に勤める55歳でも、計画的に学べば情報セキュリティマネジメント試験に合格できる。
資格勉強は決して若い人だけの特権ではありません。
学び直しはいつからでも遅くない――それを証明できたことが、今回の最大の収穫です。

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